JetPress720

製版会社がジョブをとりにいくのはつらい経験だった。
色校正はなくなるといわれているが実際には増えている。
色校正は売り上げも減っていない。今までのお客さんからも飛び込みで依頼が来たりする。
色校正ではクオリティが求められかつ、本紙でとお客さんからいわれていて、刷るのに苦労している。
機械が20数年もの

平台校正は湿度温度によってドットゲインが変わる。初校と再校でも色が変わる。オペレータはお客様から求められている物をつくりたいけどなかなか作れない。

JETPRESSの前に本機校正が検討にあがった。しかしうちがやらなくても近くの他の会社がやっているのでうちがやる必要はない。インディゴも検討してみた。しかしスピードとクオリティでJETPRESSになった。

校正機は一時間に4枚くらいしかだせないがJETPRESSはスピードがはやい。さらにいつ出しても同じ色なので気に入った。

色校正でいろいろなクライアントを持っている。

用紙は四六の90キログラムでいまのところ運用では制限している。

丸一:インクジェットがのるわけではなくニスのようなものを塗っている。
丸に:薬品の上にのることでインクがすぐに固まる。
丸三:ΔEで1以下
丸四:操作を覚えればだれでもできる
丸五:RGB品質と我々は読んでいる。(それくらい高い色域?)
丸六:紙が同じであればA2で46台で1時間46分
丸七:スクリーニングの部分を含めて、JCを取得している

よいところ
サンプルの品質としてはJETPRESSで出力したものは色校正として使うには十分問題がないレベルだと考えている
文字の3Ptや0.01の線がオフと変わらない。
モアレ再現もできる



困りごと
校正機は特別に作るので部品の納期が長く物が届かなかったりする
紙ごとにプロファイルを作る必要がある。それを手間に感じている。コート紙ようのプロファイルをアート紙にもつかっていてある程度の紙の幅でプロファイルを分けている。
ミスターB、レザックなど凹凸のある紙はインクはきれいにのるがツヤや風合いがでない。
2700枚といっているが、IJのヘッドが汚れて、途中で止めていることもある。
1台1台紙をセットするのが面倒に感じる。一日のスケジュールを考えながらやらないといけない。
両面を刷って重ねているといろうつりの危険性がある。

そのた
300〜400通しがオフとの境界。
JETPRESSは両面印刷可能
従来だとだいたい1万2千くらいの価格にしていたがかかっていたが、JETPRESSだと10枚で8000円くらい
印刷会社のSRや広告代理店の偉い人は色に厳しい。色がだめというのはだいたいこのあたり。

印字ができない部分がある
紙をセットしてから、出力できるようになるまでに90秒くらい。
クワエがしっかりしているので表裏のずれがない。
シーズニング(風通しようの機械)で2時間ほどするとうつらなくなる。
カラーチューナーでΔE1以下に押さえて、グレーバランスだけはカーブをつかって微調整をする。

今後の展開
クロティの高い仕事は残る。だろうが仕事は減ると予想している。これからは小ロット印刷をやっていきたい。